ビューティザバイブル第7回は、ヘアメイクアップアーティストのEitaさんが登場しました。コンシーラーで素肌が輝くパリジェンヌのようなメイクを是非知ってもらいたいです。使用アイテムやメイクのコツをまとめたので、覗いて見て下さいね。
目次
Eitaさんが教えるコンシーラーテクニック!
コンシーラーの魔術師と呼ばれる、ヘアメイクアップアーティストのEitaさん。パリジェンヌを研究したEitaさんが教えるコンシーラーテクニックを、是非、覚えてもらいたいです!
メイクは毎日変える!
日本人の女性は、同じ手順で毎日メイクをしているとEitaさんが言っていました。その日によっても肌の調子が変わるように、メイクもその日によって変えた方が美しい仕上がりになるのだとか!
今日は肌に艶があるからベースメイクは薄くしてアイメイクに力を入れる、など肌の調子に合わせてメイクを変えてみると良いそうです。
目元や口元には柔らかいコンシーラーを
目元や口元は日常生活で動きのあるパーツです。そんな動きのあるパーツには、柔らかいコンシーラーを使いましょう。
柔らかいコンシーラーの代表は、リキッドタイプのもの!リキッドコンシーラーを薄く使って、カバーすると良いそうです。
ニキビやシミは硬めのコンシーラーを活用
目元や口元以外の動きのないパーツには、硬めのコンシーラーがおすすめだそうです。
そのため、ニキビやシミ、肝斑などを隠したいときは、硬めのコンシーラーを活用してみて下さい。広範囲に馴染ませるのではなく、隠したい場所にピンポイントで使うのがポイントですよ!
イエローやオレンジでクマやくすみをカバー
コンシーラーはタイプだけでなく、悩みによって色味を変えることで、よりカバー力を高められます。美肌の天敵とも言えるくすみや、疲れ顔の原因になるクマには、イエローやオレンジ系のコンシーラーが最適!
黄色人種の日本人にとっては、イエローやオレンジがクマやくすみ対策に効果的なのだそうですよ。
ほうれい線はくぼみを隠す
ほうれい線を隠そうとすればするほど、どんどん目立ってしまう、という経験がある方も多いと思います。
実は、ほうれい線と呼ばれているのは、頬と口元の間にあるくぼみだそうです。このくぼみをリキッドタイプのコンシーラーで、薄くトーンアップしてあげると、綺麗にカバーできるのだとか!
コンシーラーは明るめを選ぶ
基本的に暗いトーンのものは使用しないそうです。コンシーラーはトーンアップに使うものなので、いつも使っているファンデーションの色味よりも、1段階もしくは2段階明るい色味を選びましょう!
自然に馴染ませるようにすれば、明るめのカラーのコンシーラーがカバー力を高めてくれますよ。
Eitaさん使用アイテムとメイク方法!
ここからは、Eitaさんがコンシーラーで素肌が輝くメイクを実演した際に使用したアイテムと細かいメイク方法をご紹介します。今日から使えるメイク方法も多数登場するので、メイクを変えたい女子必見ですよ!
基本は手の甲で馴染ませてから!
コンシーラーを使う際は、ペンタイプのものであってもいきなり肌に使わない方が良いです。まずは、手の甲で馴染ませてから、少しずつ肌に色を重ねていくようにしましょう!
目元のコンシーラー術!
目元の下の膨らみと、ほっぺの上の膨らみの間にコンシーラーを使います。そこのサッと一本線を引き、下瞼に赤みがある場合は、コンシーラーで目頭から少しだけ線を足して下さい。
最後は、目尻のくすみにコンシーラーを塗ります。そして、中指の腹を使って、トントンと優しく馴染ませましょう。
ほうれい線のコンシーラー術!
まずは、小鼻に沿ってコンシーラーで線を描き、そこから頬と口元の膨らみに沿って、一本の線を引きます。小鼻は赤くなっていることが多く、くすみやすいパーツなので、ほうれい線と一緒にコンシーラーを使うと良いのだとか!
こちらも、目元と同じように中指の腹を使って馴染ませます。小鼻は叩き込むように、ポンポンっと馴染ませて下さい。
スポンジよりも指を使う
Eitaさんは、基本的に指を使って、目元と口元にコンシーラーを馴染ませるそうです。スポンジだと難しい力加減も、指だと調整しやすいため、コンシーラーを綺麗に馴染ませることができます。
また、コンシーラーを使う際は、広げすぎないように注意しましょう!
コンシーラーだけでもツヤが作れる
コンシーラーは、光の錯覚を利用するため、ファンデーションを塗らなくても肌にツヤを作ることができます。
ファンデーションは、日本人にとって必須アイテムとなっていますが、コンシーラーの使い方に慣れてくるとファンデーションを使わなくても、美しいベースメイクが楽しめるそうですよ!
イヴ・サンローランのラディアントタッチ1
イヴ・サンローランのラディアントタッチは、雑誌で目にする機会の多い人気のコンシーラーですよね。Eitaさんが使用していたのはピンクが強めの色味で、目元のカバーにぴったり!
透明感のある仕上がりになってくれるので、肌に自然と馴染んでくれます。筆ペンタイプで使いやすく、持ち歩きにも便利ですよ!
顔の赤みを隠す術!
顎や頬のニキビなどの赤みを隠すときは、硬めのコンシーラーを使用!赤みが出ている場所に大きめの筆を使ってコンシーラーをのせます。
のせた場所ではなく、その周りをぼかすように馴染ませると自然に赤みをカバーできますよ!硬めのコンシーラーは、筆で使用した方が馴染ませやすいそうです。
NARSのソフトマットコンプリートコンシーラー
Eitaさんは、筆でこちらのコンシーラーを使用していました。肌の赤みを隠せしやすいコンシーラーで、気になる場所に、のせてあげれば大丈夫です。
また、カバー力顔高く滑らかなクリームタイプなので、使いやすいアイテム!クリームとは思えない軽いつけ心地も人気のポイントとなっています。
仕上げはフェイスパウダーで!
粉はルースタイプのものを選び、大きめのブラシで使用するのがおすすめだそうです。顔に使う前にケースの角で筆をコンコンとして、余分な粉を落とします。
そして、手のひらに筆を押し込んで、粉を含ませて下さい。眉間→鼻筋→左右小鼻の順番にパウダーを馴染ませます。
フェイスラインにはフェイスパウダーを使わないのが、Eitaさん流のベースメイクです!
カーキのコンシーラーでプロの技!
映画撮影用のコスメのため、使用していたアイテムは表示されていませんでしたが、カーキのコンシーラーで小鼻に影を作っていました。小鼻の上あたりのくぼみに塗ると、鼻に影ができ、顔がシュッとした印象に仕上がります。
さらに、もみあげの延長あたりにもカーキのコンシーラーを仕込むと、顔がシャープに!ノーズジャドウよりもナチュラルに見えると、出演者の3人も驚いていました。
中々、素人では使えない技ですが、プロの技として知っておくと良いと思います。
赤リップは塗り方に注意!
Eitaさんのメイクは一点豪華主義!要らないものは引き算して、主役の赤リップに力を入れるのだそうです。
唇の色素のグラデーションをイメージして、内側は濃く、外側に向かって薄くなる法則を守ると良いのだとか!大胆に直塗りして、リップラインを中指の腹でぼかして下さい。
そして、綿棒でやりすぎたところをぼかします。上唇と下唇の重なる部分に、もう一度ポンポンとタッピングしながら赤リップを塗って完成です!
シャネルのルージュアリュールヴェルヴェットエクストレム110
凛としたパリジェンヌを思い浮かべる、上品な赤リップ!顔の印象が一気に華やかになるので、特別な日のメイクに是非試してもらいたい赤リップです。
アイブロウは毛流れから整える
眉頭から眉山みでは上に向かって、眉山から眉尻までは下に向かって、それぞれブラシで毛流れを整えます。
そして、眉山の少し手前が一番濃くなるように、アイブロウパウダーを塗って下さい。一番濃くしたい場所から描き始め、眉尻まで仕上げます。
眉頭は、毛流れに沿って下から上に描きましょう!ギィっと書くのではなく、色を重ねるようにナチュラルに仕上げて下さいね。
ゲランのエクランスルスィル
4色のカラーが並んだアイブロウパレットで、自然な眉を描きやすくなっています。単色で使っても良し、自分の眉に近い色を混ぜて使っても良し、と自由自在に使えるアイブロウです。
ハイライトも付いているので、立体的のメイクに活用できますよ。皮脂に強いロングラスティング仕様で、長時間メイクを楽しめること間違いなし!
指に残った口紅でチークを!
中指の腹に口紅を馴染ませた際に使った赤リップが残っていたら、チーク代りに頬に馴染ませても良いそうです。口紅とのカラーバランスがとれ、色っぽいメイクに!
さらに、指に残った口紅を耳たぶにも軽く塗ると、より色っぽいムードが作れるそうです。ヌケ感のあるメイクには、こう言った遊び心が映えるのかもしれませんね!
シャネルのルージュアリュールヴェルヴェットエクストレム114
Eitaさんが田中みな実さんに使ったのは、こちらの青みがかった赤リップでした。田中さんが身につけていた黒いドレスに、マッチするジュワッとした赤リップです。
田中さんがあまり普段は使用しないカラーだそうですが、Eitaさんのリップテクニックで、果実のような唇が完成していましたよ!ジューシーに仕上がれば、赤リップも男性ウケするメイクになります。
シャネルのルージュアリュールヴェルヴェットエクストレム110
凛としたパリジェンヌを思い浮かべる、上品な赤リップ!顔の印象が一気に華やかになるので、特別な日のメイクに是非試してもらいたい赤リップです。
さらに、保湿力の高いアーモンドオイルが使われており、唇の乾燥を防ぎながらリップメイクできますよ!
コンシーラーテクニックでパリジェンヌに!
極上のお洒落を楽しんでいるように見えるパリジェンヌたちは、実はずぼらな性格の方が多いとEitaさんが言っていました。ところが、パリジェンヌたちは自分を美しく見せる方法を知っているのです!
Eitaさんが教えてくれたコンシーラーのテクニックを、是非、マネしてみて下さい。パリジェンヌのような自分を演出するメイクを楽しみましょう!